《かごしまのニュース》
『地域密着のパイロット人材を創出 「SKYCAMP」 1期生が入社』
※画像をクリックするとスタートします。
鹿児島大学とJALグループが取り組む地域に根ざしたパイロット人材を創出するプログラム。その1期生が新たな一歩を踏み出しています。
【奥 紘輔さん】
「どんな状況にあってもお客様を安全にお送りできるパイロットになる」
10日、母校の鹿児島大学で目標などを発表した奥紘輔さんと立山陸さん。
2人は、先月、日本エアコミューターに運航乗務員訓練生として入社しました。
離島の航空路線を支える地域密着のパイロット人材を創出しようと鹿児島大学、日本エアコミューター、日本航空が連携して取り組む「スカイキャンプ」の1期生です。
鹿大在学中にスカイキャンプに参加し選ばれた奥さんと立山さんは、2022年4月から今年1月まで熊本県の崇城大学で学び、エアラインパイロットに必要な4つのライセンスを取得しました。
2020年に連携協定が結ばれた「SKYCAMP」は5期まで行われていて、実際に、小型飛行機の操縦も行う実践的なインターンシップです。
日本エアコミューターの新入社員となった1期生の奥さんと立山さんは、5期生のサポートを行いました。
10日の成果報告会で、スカイキャンプや崇城大学での訓練を振り返る中で奄美市出身の立山さんは「離島の航空路線を支えたい」という思いを述べました。
【立山 陸さん】
「離島の生活には飛行機が必要不可欠です。離島を支えるパイロットになる。そのために訓練を精一杯取り組むという決意をいたしました」
このプログラムによる初めてのパイロットとなる2人は、およそ1年後の来年の春ごろには副操縦士として乗務する予定です。
【奥 紘輔さん】
「鹿児島大学で学んだこと 崇城大学で学んだこと すべて今後の訓練につながっていくことと自分は思っておりますので 学んだことを胸に 初心を忘れることなく きょう宣言した目標をもとにパイロット目指して頑張っていきたいと思います」
【立山 陸さん】
「地域に貢献するパイロットというのももちろんのことですし、今後鹿児島大学の後輩達が続いてまいりますので、後輩たちにも同じ思いで頑張ってもらえるように指針となるように頑張ってまいりたいと思います」
パイオニアとしての2人の活躍が楽しみです。
Copyright(C)
KKB鹿児島放送
All rights reserved