《かごしまのニュース》
『トラック輸送 協議会で官民で課題を共有 燃料費・人件費の高騰が悩みに 鹿児島』
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トラック運転手などの労働時間の上限が規制される「2024年問題」。1年近くが経ちましたが、運送業者らの悩みは深刻です。
【九州運輸局 大久保栄作 自動車交通部長】
「物流の2024問題は昨年で終わりというわけではない。これは年々深刻化していく構造的な課題」
運輸・労働行政の担当者と荷主・輸送業者らが参加した協議会。トラック運転手の処遇改善や、健全な取引ができるよう連携するため開かれています。
会議では荷主が運送業者に不当な扱いをしていないか監視する国交省の「トラック・物流Gメン」が、県内の17社に不適切な取り引きをしないよう働きかけたことが報告されました。
運送業者からは「値上げではなく、適正な輸送費になってきただけ」といった意見や「輸送費の値上げはできたが、人件費の上昇は今後も続く」といった悩みも聞かれました。
【県トラック協会 鳥部敏雄 会長】
「一番国にお願いしたいのは、燃料高騰(への支援)。即刻の問題として、燃料費の高騰に対して、支援をお願いしないと立ち行かない」
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