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『日置市殺人の控訴審判決 一審の死刑判決を支持 最高裁に上告 鹿児島』



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日置市で親族ら5人を殺害したとして4年前に鹿児島地裁で死刑判決を受けた男の控訴審で、福岡高裁宮崎支部は一審判決を支持し、控訴を棄却しました。

岩倉知広被告は2018年、日置市の祖母の家で父親の正知さんと祖母・久子さんの首を絞めて殺害し、近くの空き地に遺体を埋めたほか、安否確認で祖母の家を訪れた親族や知人3人も殺害したとされています。
一審の鹿児島地裁は岩倉被告の完全責任能力を認め死刑判決を言い渡しました。
控訴審では岩倉被告の責任能力の程度が争点となっていて、弁護側は犯行当時、統合失調症により心神耗弱の状態で責任能力は限定されると主張し、完全責任能力を認めた一審判決の破棄を求めていました。
13日の判決で福岡高裁宮崎支部は一審の死刑判決を支持し、控訴を棄却しました。
弁護側は判決を不服とし、13日最高裁に上告しました。





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