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『488億円に増額 新総合体育館 県議会に取り組み状況を説明』

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そして事業費を増額する方針が示されている県の新たな総合体育館についても県議会で議論が交わされました。

県が鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地に整備を計画している新たな総合体育館をめぐっては、去年、入札を行いましたが、不調に終わり、県は事業費を488億円に増額する方針を示しています。245億円だった基本構想の段階からするとおよそ2倍です。

整備の手法については資金調達から整備・運営までを民間に一括で発注する「PFI方式」から個別で発注する従来型の手法に変更するとしています。

13日の県議会で県は、従来型の手法の場合、国の交付金15億円の活用が見込まれるため県の一般財源の負担総額は300億円となり、県債の償還期間が30年間であることから毎年度の一般財源負担額がおよそ10億円となることなどを説明しました。

議員からさらに事業費が増額した場合を問われた県はー

【県の担当者】
「公債費全体で1000億あまりありますので、こちらの中でしっかりと管理していきまして、仮に数億程度増えたとしても持続的な財政運営というのは可能だというふうに考えております」
なお県議会には体育館の整備を推進する陳情2件と計画の見直しを求める陳情1件が出されていて、13日の常任委員会で審査されています。





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