《かごしまのニュース》
『赤潮 漁業者救う「緊急雇用」検討 長島町31万匹のブリが被害』
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赤潮で長島町の養殖ブリなどに大きな被害が出ている問題です。影響は飲食店にも及んでいて町は漁業者の救済策を検討しています。
静かな海面にいけすが張られている長島町・薄井漁港。先月から赤潮警報が続いています。毒性の強いプランクトンにより養殖ブリやシマアジなどあわせて31万匹以上が死んでいるのが確認されています。
死んだ魚は出荷できず、町内の6カ所に埋められました。被害額の算定にはまだ時間がかかる見込みです。
養殖ブリの生産量・全国トップの東町漁協ですが度々赤潮被害に悩まされてきました。2009年度と2010年度には、あわせて57億円以上の漁業被害が出ています。
これまでエサ代を払い続けてきた養殖魚がふいになってしまった漁業者たちに、長島町は救済策を検討しています。
町によると住民税や保育料、町民税などを減免するほか緊急で雇用の機会を設ける考えです。
今月26日には特産の「鰤王」を持ち帰れるつかみどり大会が予定されていましたが、赤潮の影響をうけ町は中止を決めています。
影響は養殖ブリを扱う飲食店にも出始めています。鹿児島市中央町のこちらの居酒屋では、緑茶を混ぜたえさで育てた長島町の養殖ブリ「茶ぶり」を名物として提供していました。
赤潮被害を受けて先週末から手に入らなくなり茶ぶりの刺身などが提供できなくなっています。
【ネバーランド 岩島正明鹿児島マネージャー】
「一番看板の商品でお刺身だったりとかあとはしゃぶしゃぶだったりとかうちのメインに据えてるところがあるのでかなりダメージはあったと思いますね。いまはちょっと別のものでってところでお刺身の方はカンパチ、鹿児島県産の垂水のカンパチをいれさせてもらって対応させて頂いてるってかたちで」
再開のめどはたっていませんが、顧客には事情を説明して理解を得ているといいます。
「僕らも辛いですけど長島の方々の方が被害はすごく大きいだろうなとは思うのでなんとか頑張って耐えていただいてってところで僕らはもうしっかり待ってまたおいしいものが出せるようにってところですかね」
八代海の水温は依然として赤潮の発生に適した範囲にあり今後も雨でプランクトンに栄養が行き渡ると予想されるため県は養殖業者らに引き続き厳重に警戒するよう呼びかけています。
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